NPO法人日本アーツセンター
活動報告

■2004年 知的障害者の
手作りカヌー体験事業


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2004年 活動報告

■知的障害者の手作りカヌー体験事業

埼玉県飯能市芦刈場の心身障害者デイケア施設「おぶすま福祉会」などに通う男女10人が4ケ月かけて制作したカヌー5艇が完成し平成16年8月21日の土曜日、名栗湖(埼玉県名栗村)で進水式が行われ、10人は大喜びして、または不安そうに湖に乗り出して行った。
作業は、幅15ミリ、長さ4メートル、厚さ8ミリの地元産スギ材を1枚1枚接着剤で木型に張り付け、船体を削って繊維強化PTで塗り固め、長さ4メートル、幅90センチ、重さ20キロのカナディアンタイプのカヌーに仕上げた。
今回の事業は、NPO法人 日本アーツセンターが独立行政法人福祉医療機構から助成金約500万円を受け、NPO法人 名栗カヌー工房の協力を得て実施した。

■私たちのオンリーワン事業の推進

このたび、おかげさまで「障害を持つ青少年の手作りカヌー体験事業」を無事に終了することができました。これもひとえに、名栗カヌー工房や、障害者の方々に対する愛情にあふれた献身的な姿勢で取組んでくださったインストラクター、サポーター及びボランティア、ご父兄の皆さまのほか、関係各位のお力添えの賜物であります。
 また、進水式当日には、ご多忙の中、名栗村村長 柏木正之さまのご出席をいただき、そのうえ、飯能吹奏楽研究会によるファンファーレなどの演奏もしていただきました。
 ここに心からの感謝とお礼を申しあげます。
また、独立行政法人福祉医療機構の助成による財政支援とご理解を得たことは、NPO法人日本アーツセンターの活動に大きな励みになりました。厚く御礼申し上げます。
 私どもは、この事業が埼玉県名栗村という地域から、全国へ発信する、オンリーワン事業と考えております。
 そしていつの日か、より大きな成果となって、名栗村に返ってくることを、心から望んでいます。
なお、本事業の報告書は別に発行しており、それは、インストラクターの指導のもとに、障害を持つ青少年が自分だけの木製カヌーを制作した過程、その仕上がり、そして感動的な進水式までを記録したものです。
 4か月という限られた時間の中で、障害者と健常者とがいかに触れ合い、斗い、そしてひとつの目標に向かって力を合わせ、完成させたか、という過程は、皆さま方の琴線に触れることとなるでしょう。
 本事業の成果が、広く全国の障害者の活動に携わる関係者をはじめ、多くの方々に読まれ、今後何らかの指針となることを期待しています。
(平成16年8月21日進水式にて) NPO法人アーツセンター理事長 西村繁雄



特定非営利活動法人
日本アーツセンター理事長
西村 繁雄

■写真集 [][][][進水式の模様

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